『初秋』

秋たつと

人はつげねど知られけり

み山の裾(すそ)の

かぜのけしきに

~西行・山家集~

旅に生き、桜を愛した
西行法師(1118~1190)の歌です

秋になったよと
人は告げてくれないけど
私にはわかるの
深山の裾を吹いてくる
この風の気配で

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