西行円寂の報に接して詠む 『西行円寂の報に接して詠む』 紫(むらさき)の 色と聞くにぞなぐさむる 消えけん雲は かなしけれども ~藤原定家・拾遺愚草~ 西行の円寂(僧侶の死をいう) の報に接してよむ 「上人(しょうにん/僧侶の敬称)先年詠、願はくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃、今年十六日望日也」 「紫雲(しうん)」 念仏行者の臨終のとき 仏が乗って来迎(らいごう)するという雲 紫雲がたなびいて 仏が来迎して極楽往生されたことに なぐさめられるの 消えてしまった雲は悲しいけれど Photo by Mak💛💙 on Unsplash 2022年12月27日 投稿先 やまとうた, 西行の祈り ← 過去の投稿へ 次の投稿へ → コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。
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